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御代田航空基地跡地 [├国内の空港、飛行場]

   2018年6月 訪問  



無題e.png
撮影年月日1947/10/29(USA R413 24)  
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)

福島県郡山市田村町御代田(みよだ)にあった「御代田航空基地」。

ここも長いことあることは分かっていたんですが、なかなか場所特定ができませんでした。

防衛研究所収蔵資料:「海軍航空基地現状表(内地の部)」(昭和二十年八月調)の中に当航空基地情報が見つかり、

やっと特定できたのでした。

以下該当箇所を引用させて頂きます。

位置:福島県安積郡守出村
基地名:御代田
最寄駅よりの方位距離粁:東北本線郡山駅S5
建設の年:1945-8
飛行場 長x幅 米:600x60 方向N-S
収容施設:工事中
工場倉庫:〇(施設あるも数量不明)
主要機隊数:小型
主任務:退避場
隧道並に地下施設:工事中
其の他記事:工事中

先頭のグーグルマップと航空写真、「郡山駅南5km」の位置をマークしてあります。

ちょうどうってつけの平坦地が広がっていますね。

資料では南北方向600mの滑走路。ということになっているんですが、

昭和20年8月時点で付帯施設含め工事中ということで、跡形も見当たりません。

それで、作図は「多分こんな感じ」という程度のものですのでご了承くださいませ。

滑走路があったと思われる場所から北西方向ほんの6~700mの所には、

同じく海軍の「第一郡山航空基地」がありますが、

ここは整備士のための施設のみで飛行場はなかったため、バッティングの心配無しです。


ちょっと話がややこしくなるんですが、以前再生おじさんから当飛行場についての情報を頂いておりました。

それによりますと、「土門拳が封印した写真」という書籍の中で飛行場に関する記述があり、

御代田村の小学校に疎開し、避難滑走路や不時着場の造成工事、小学校の裏山で雑木林を伐採し…とあります。

御代田の小学校は先頭のグーグルマップに作図した滑走路の南西約1.6kmに現在もあり、

この周辺は記述にある通り、雑木林です。

この辺りの当時の航空写真をよく探して見ると、確かにそれっぽい地割があります。

ということで、冒頭の水路部資料にある「郡山駅の南5km」の開けた場所ではなく、

もう少し南側の雑木林の中に飛行場があった可能性があり、しかも「避難滑走路や不時着場」という表現から、

御代田には複数の飛行場があった可能性があるのですが、現在のところこれ以上のことは不明です。

情報お待ちしておりますm(_ _)m



DSC_0105.jpg




     福島県・御代田航空基地跡地         
御代田航空基地 データ
設置管理者:海軍
空港種別:退避
所在地:福島県安積郡守出村(現・郡山市田村町御代田、金谷)
座 標:N37°21′07″E140°23′20″
標 高:230m
滑走路:600mx60m
方 位:18/36
(座標、標高はグーグルアースから)

関連サイト:
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この記事の資料:
防衛研究所収蔵資料:「海軍航空基地現状表(内地の部)」(昭和二十年八月調)


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