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宇和島(永長)飛行場跡地 [├国内の空港、飛行場]

  2014年06月 訪問 

無題8.png

愛媛県‎西予市‎宇和町にあった陸軍の「宇和島飛行場」。

上図は1947年10月の航空写真(下記リンク参照)を元に作図しました。

後述しますが資料によると1,200m滑走路だったそうなのですが、上図だと1,000mに少し欠ける位の長さです。

もしかすると滑走路のA側の端は県道30号線を越えてもう少し長いかもしれません。

「と号専用秘匿飛行場」とされており、特攻機用の秘匿飛行場でした。

近隣の地名から「永長(ながおさ)飛行場」とも呼ばれていたそうです。

当時の写真で滑走路位置を見ると、宇和川、集落、国鉄等を上手に避けてこの場所に収めたように見えます。

 

「愛媛県史」の中で当飛行場について、

「飛行場滑走路建設作業 同二〇年宇和町永長に軍用飛行場が建設されることになり、七・八月の炎天下、しかも敵機襲来下突貫工事が進められ、南予地区の学校・一般住民は総動員され、連日モッコかつぎ・トロッコ押し・木材運搬等に従事した」

と記されていました。

また、「広報せいよ 2011年11月」の中では、

計画では長さ1,200mx60mの転圧式滑走路であったこと、と号秘匿飛行場であったこと、

昭和20年春に計画され、朝鮮人徴用工や地元農家の人々が多く動員され、突貫工事で仕上げられた。

2機ほど不時着機があり、それを見た人や直接動員された人の話など、今もその体験談を聞くことができる事等

記されていました。

 

この周辺は元々湖の底であったため地盤が極めて軟弱であり、松の丸太が敷かれたりするなど、

大変な苦労をして作った飛行場でしたが、前述の通り不時着はあったものの、部隊がくることなく終戦を迎えました。

 

D20_0092.jpg

・A地点

ここから滑走路が伸びていたはずです。

 

宇和島(永長)飛行場跡地 map   


      愛媛・宇和島(永長)飛行場跡地      

滑走路の西約1kmに石城小があり、建設部隊が駐屯していたのだそうです

宇和島(永長)飛行場 データ
設置管理者:旧陸軍
空港種別:特攻機用秘匿飛行場
所在地:愛媛県‎西予市‎宇和町清沢‎
座 標:N33°22′54″E132°29′26″
滑走路:1,200m×60m
磁方位:13/31
*座標、磁方位はグーグルアースにて算出

沿革
1945年春   当地に飛行場建設が計画される
     06月 この頃着工
     08月 12日 この頃ほぼ完成

関連サイト:
国土地理院 1947年10月当時の写真(USA R517-7 20) (「同意する」をクリック→戻る→再度■をクリック)  
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