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仁淀川原飛行場跡地 [├国内の空港、飛行場]

  2016年6月 訪問 

高知県を流れる仁淀川の川原に「仁淀川原飛行場」がありました。

「高知空港史」28pの中で当飛行場について触れられていて、大正11年10月21日付土陽新聞記事が紹介されています。

「仁淀川原飛行場、県より許可 鬼頭良之助経営に係る仁淀川中島川原飛行練習場は、長さ一千五百メートル、幅三百メートルの地域を県当局に使用方出願中であったが、去月27日付を以て知事より許可された。」

「高知空港史」では続けて鬼頭氏について、航空に関心があり、フランク・チャンピオンを招いたり、

安岡駒好を伊藤飛行機研究所へ紹介したり、郷土訪問飛行を援助したりした人物として紹介しています。

実はこの鬼頭良之助についてググってみたところ、土佐随一の大親分だったのですね。

「大親分が県に許可をとった飛行場」なんてあるんですね~(@Д@)

 

「高知空港史」の中で当飛行場についての記述はこれだけで、場所についてハッキリしているのは、

「仁淀川の川原にあった」。ということだけなのですが、

「仁淀川中島川原飛行練習場」とあるので、「高知県 中島」でググってみたところ、

ちょうど土佐市の仁淀川沿いに(非常に狭い範囲なのですが)、「中島」という地名がありました。

無題1.png
1933年測量(リスト番号111-12-1-1 図名 土佐髙岡) (「同意する」をクリック→戻る→再度■をクリック。) 
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成) 

1933年の地図で中島のあった場所。

「仁淀川中島川原飛行練習場」という記述から、土佐市中島に飛行場があったということを前提に以下話を進めます。

飛行場開設は大正11年(1922年)なのですが、

土佐市中島周辺の地図は現在のところ1933年~閲覧可能になっています。

この最古の地図で、①中島周辺、②仁淀川原、③1,500mx300mという条件で、

飛行場っぽい場所を探してみました。

無題1a.png
1933年測量(リスト番号111-12-1-1 図名 土佐髙岡) (「同意する」をクリック→戻る→再度■をクリック。) 
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成) 

上の地図の赤線はどちらも長さ1,500mです。

一応AとB、二か所に1,500mx300mの線が引けるのですが、いずれも一長一短あります。

A:
○長さも幅もあり、飛行場としてはBより適している
×中島の対岸にあり、住所が土佐市ではなく高知市である

B:
○中島ではないが、土佐市内にある
×両端(特に南側)の幅が極端に狭く、滑走路の実質有効長が短い

飛行場適地は圧倒的にAだと思うのですが、 鬼頭氏が土佐の大親分であることを考えると、Bなのかもしれません。



一応Aで線を引いてみました。

DSC_0004.jpg

A:仁淀川大橋より。


      高知県・仁淀川原飛行場跡地    

仁淀川原飛行場(A) データ

設置管理者:
空港種別:陸上飛行場
所在地:高知県高知市春野町森山
座 標:N33°29′32″E133°27′27″
標 高:7m
滑走路:1,500mx300m
方 位:13/31
(座標、標高、滑走路長さ、方位はグーグルアースから)

沿革
1922年9月27日 知事より使用許可

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この記事の資料:
「高知空港史」


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