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松江水上飛行場跡地 [├国内の空港、飛行場]

  2012年11月 訪問 

無題5.png

島根県‎松江市宍道湖東岸にあった「松江水上飛行場」。

前記事の古志原練兵場の北西約3kmにありました。

地元図書館にあった市史によりますと、

昭和6年10月に日本海航空(下記リンク参照)が城崎~松江間に定期空路を開くためのテスト飛行を行いました。

当日朝、城崎を離水した三菱一四式水上機は順調に飛行を続け、所要時間1時間20分で宍道湖に着水しました。

その様子を見守る市民は数千人にも上ったのだそうです。

飛行が無事成功したことで、市と商工会議所の提唱で松江飛行協会が設立され、

日本海航空の株式千五百株を引き受け、白潟埋立地沖を松江水上飛行場とするため逓信省に申請、

向う十年間の認可を受け、同8年7月、盛大な開場式を行ったのだそうです。

 

こうして水上機による定期航路が発足したのですが松江市史によりますと

実はそれより10年も前に、「飛行機に関する知識の普及、交通に資するため」として、

同じ白潟埋立地の湖岸を飛行場に利用したいとの請願が市に提出されています。

市はこれを受けて市会に上程したのですが、「風致を害する」等の理由で否決されています。

 

D20_0106.jpg

・A地点。

湖岸は白潟公園として整備されており、「青柳楼の大燈籠」があります。

 

D20_0104.jpg

同じくA地点から宍道湖方面。

ヒコーキが姿を現すのを今か今かと待っていたのでしょうね。

 

松江水上飛行場跡地:map  


      島根県・松江水上飛行場跡地     
この記事で書いたのは戦前の日本海航空の路線のことなのですが、戦後の1963年の日東航空の路線図に、隠岐~松江~鳥取の臨時運行が記載されています。この時の松山の飛行場がどこだったか不明なのですが、ここだったのでしょうか??

松江水上飛行場 データ
設置管理者:松江飛行協会?
空港種別:水上飛行場
所在地:島根県‎松江市‎灘町‎
座 標:N35°27′47″E133°03′10″
*座標はグーグルアースにて算出

沿革
1923年 白潟埋立地の湖岸を飛行場に利用したいとの請願が市に提出される
       09月 上程されるも否決
1931年 10月10日 日本海航空、城崎~松江間定期空路に向けた試験飛行実施
1933年 07月12日 開場式
1934年 11月 当初は一機での運行だったが新たに「松江号」を購入。白潟埋立地湖岸に格納庫建設
1936年 04月 松江~大阪間毎日一往復となる
       06月 帝国飛行協会松江支部設立。経営は日本航空輸送株式会社に移管
1937年 日華事変の勃発で中断される

関連サイト:
国土地理院 1947年11月当時の写真(USA M524-1 40) (■→「同意する」→戻る→再度■をクリック)   
ブログ内関連記事(城崎水上飛行場、旅行記)    


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