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人吉神殿原飛行場跡地 [├国内の空港、飛行場]

  2016年5月訪問、最終更新日:2017/6/24  

無題.png
1947年12月(USA M685 28)  
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)

熊本県球磨郡には球磨川の支流免田川や井口川が作った扇状地が広がっており、

「神殿原(こうどんばる)」と呼ばれています。

昭和20年、ここに陸軍の「人吉神殿原飛行場」が建設されました。

上のマップは「熊本の戦争遺跡」の位置図を参考に作図させて頂きました。

「熊本の戦争遺跡」の中で当飛行場について詳しく説明されていました。

一部抜粋させて頂きます。

「本飛行場の名称は戦史叢書内には記載されていません。小字名から神殿原飛行場とも呼称します。ただし陸軍資料『睦作命甲第二号 飛行場配置要図』には、秘匿飛行場を丸破線で標記しており本箇所に『人吉』と記載があることから『人吉飛行場』が軍の名称と想定されます。」

また「九州の戦争遺跡」によりますと、昭和20年4月に陸軍が地元の人々、生徒、朝鮮人労働者を使役して、

東西1,300m、南北500mの飛行場を三か月で完成させたのだそうです。

滑走路には近くのアンチモニー鉱山の鉱滓を敷き、芝張でした。

ここでは練習機による特攻隊員の訓練が行われていましたが、

終戦直前にはこの練習機にも後部に爆弾を積んだ特攻機に改造されていたのだそうです。

終戦となり、1946年から引揚者や空襲で家屋をなくした方々等に供用されたのだそうです。

DSC_0134.jpg

現在飛行場跡地はこんな感じ。


      熊本県・人吉神殿原飛行場跡地     

人吉神殿原飛行場 データ

設置管理者:陸軍
空港種別:秘匿飛行場
所在地:熊本県球磨郡あさぎり町
座 標:N32°13′31″E130°54′47″
標 高:174m
滑走路:1,450m×85m
方 位:06/24
(座標、標高、滑走路長さ、方位はグーグルアースから)

関連サイト:
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この記事の資料:
「熊本の戦争遺跡」
「九州の戦争遺跡」


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