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原黒畑の飛行場跡地 [├国内の空港、飛行場]

  2015年7月 訪問 

無題.png

佐渡島にあった「原黒畑の飛行場」。

実はこの飛行場については、現在閲覧できる最古の航空写真(1952年・下記リンク参照)で見ても、

怪しい箇所はあるのですが滑走路位置がハッキリ特定できておりません。

PUTINさん、再生おじさんから当飛行場に関して情報を頂きましたm(_ _)m

工藤洋三『米軍の偵察写真と日本空襲』(私家版、2011年)の150~151ページに

米軍が1945年8月5日付で作成した「飛行場報告第144号」に登場する秘匿飛行場の一部が写真付きで記載されていて、

「佐渡・原黒畑の飛行場 佐渡島の加茂湖と両津湾に挟まれた場所にあった.米軍は佐渡島(Sadoshima Airfield)と呼んだ.」

また、アジ歴で閲覧できる飛行場情報(下記リンク参照)として、

滑走路の長さ:640mx76m  滑走路方向:北北西/南南東

とのことです。

 

更に現地図書館の郷土史の中では、昭和20年7月に突如飛行場にすると指定を受けた事、突貫工事が始められ、

陸軍機が離着陸を始めたことが記されていました。

両津市史417pには、「原黒の台地では飛行場の建設工事が進められ」

という短い一文があるのですが、実際に現地に行ってみると、確かにここは「台地」でした。

原黒畑は、標高僅か数メートルから一気に標高10m以上になる台地部分にあります。

一見広々としているのですが、台地の勾配のことを考慮し、前述の滑走路の長さ、方向の当てはまる場所を探そうとすると、

その位置はおのずと絞られます。

上図はオイラが最も「ここかなあ」と思う場所に640mx76mの滑走路を置いてみました。

いろいろ条件を加味すると、「ここに押し込めた」。という感じです。

実はこの飛行場に関しては、正式名称も不明です。

次の記事で書きますが、佐渡島には海軍の水上機基地がありました。

島だから当陸上飛行場も海軍のものかと思いきや、前出の両津市史の417pには、

「両津の町には陸軍の舟艇部隊である暁部隊」が駐留していたと記されていました。

佐渡島に陸軍もいたのですね。

郷土史では当飛行場で「陸軍機が離着陸を始めた」とありますし、ここは陸軍の飛行場なのではないかと思います。

 

D20_0047.jpg

・A地点

この辺りから奥に向かって飛行場だったと思うのですが。。。

 

原黒畑の飛行場 map   


      新潟県・原黒畑の飛行場     

原黒畑の飛行場 データ

設置管理者:旧陸軍?
空港種別:軍用飛行場
所在地:新潟県佐渡市原黒
座 標:N38°04′04″E138°26′35″
標 高:12m
滑走路:640m×76m?
磁方位:15/33
*座標、標高、滑走路長さ、磁方位はグーグルアースにて算出

沿革
1945年7月 飛行場指定。突貫工事を実施し、陸軍機飛行
      8月 終戦。土地は元の地主に

関連サイト:
アジ歴(299コマ)    
国土地理院 1952年10月当時の写真(USA M179-2 218) (「同意する」をクリック→戻る→再度■をクリック)  
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コメント 2

鹿児島のこういち

米軍の写真も昭和27年のですか。畑になっちゃってまるっきりわからないですねぇ(´・ω・`)
by 鹿児島のこういち (2015-12-21 13:21) 

とり

皆様 コメント、nice! ありがとうございますm(_ _)m

■鹿児島のこういちさん
ここは残念ながら昭和27年からしか写真がないんですよね~。
もっと古い写真が閲覧出来れば良かったんですけど。。。
by とり (2015-12-22 04:47) 

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