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■飛行場/跡地リストA■ 北海道~関東 [├国内の空港、飛行場]

五十音順飛行場索引  場所が分からない飛行場   情報お待ちしておりますm(_ _)m
お知らせ:字数制限のため二分割しました。続き   
最終更新:2017/09/28 福島県・第三郡山航空基地(大槻飛行場)跡地 追加


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4.PNG

 

 北海道 
■道北■ (COMPLETE)     
礼文空港     
利尻空港  
稚内空港   
稚内水上基地跡地
    
サロベツフライトクラブ滑走路
   
浅茅野第一飛行場跡地
   
浅茅野第二飛行場跡地
  
名寄駐屯地滑走路
   
愛別飛行場(運用当時)
    
 愛別飛行場(廃止後)
  
当麻滑空場    
トムラウシフライトクラブ
   
新得(西部地区)農道離着陸場
     
旭川飛行場    
旭川空港  
美瑛滑空場  
上富良野演習場飛行場
   

■道東■ (COMPLETE)     
紋別(オホーツク紋別)空港
  
旧紋別空港跡地
   
遠軽駐屯地滑走路
   
北見地区農道離着陸場
    
旧女満別空港跡地     
女満別空港    
美幌航空公園    
美幌第一飛行場跡地    
美幌第三飛行場跡地
    
標津第二飛行場跡地   
旧中標津空港跡地      
中標津(根室中標津)空港       
計根別第一飛行場跡地     
計根別第二飛行場跡地    
計根別第三飛行場跡地    
計根別飛行場    
計根別第五飛行場跡地    
弟子屈飛行場跡地
   
別寒辺飛行場
   
矢臼別飛行場
   
根室第一飛行場跡地
   
根室第二(牧ノ内)飛行場跡地
    
愛国飛行場跡地     
釧路(たんちょう釧路)空港
    
フライトパーク白糠
    
足寄芽登飛行場
  
上士幌航空公園  
然別演習場滑走路
   
帯広第二飛行場跡地
        
十勝飛行場    
帯広緑ヶ丘飛行場跡地       
音更飛行場跡地       
ホープランド飛行場     
豊頃(MICとよころ)飛行場(運用当時)       
豊頃(MICとよころ)飛行場(廃止後)  
豊頃町滑空場跡地   
帯広(とかち帯広)空港
      
上更別飛行場跡地
   
大樹町多目的航空公園
    
広尾(小紋別、豊似)飛行場跡地
   
能取水上基地跡地
  
厚岸水上機基地跡地
  
厚岸飛行場跡地  
北斗場外離着陸場跡地
  
トムラウシの飛行場
  
千代田滑空場跡地
   

■道央■ (COMPLETE)
深川市グライダー滑空場
   
赤平航空公園  
たきかわスカイパーク    
滝川駐屯地飛行場
   
美唄農道離着陸場(スカイポート美唄)
    
新篠津滑空場      
UFO PARK 飛行場
   
孫別演習場の滑走路
   
北大夕張川滑空場
   
南幌場外離着陸場   
王子江別飛行場跡地     
丘珠空港(札幌第二飛行場、新札幌飛行場、札幌飛行場)   
札幌第一(北海タイムス社、札幌)飛行場跡地
   
札幌興農園(興農園耕地)飛行場跡地
   
島松演習場滑走路
   
北千歳駐屯地滑走路
   
千歳飛行場(千歳着陸場、千歳第一航空基地)
   
新千歳空港
    
千歳第二、第三飛行場跡地      
日本航空学園千歳校
     
鯉沼スカイパーク   
沼ノ端飛行場跡地   
新冠飛行場      
旭町の陸軍飛行場跡地
   
雲雀ヶ丘飛行場跡地
   
アップルポート余市
    
倶知安駐屯地滑走路
   
大滝飛行場
     
白老滑空場  
敷生飛行場跡地    
幌別駐屯地滑走路跡地
   
室蘭飛行場跡地
    
小樽航空水上基地跡地
   

■道南■ (COMPLETE)    
八雲(室蘭八雲)飛行場
    
奥尻空港
    
旧奥尻空港跡地     
鹿部飛行場    
函館(赤川)飛行場跡地
   
函館空港
     

 東 北 
■青森県■ (COMPLETE)     
樺山飛行場跡地
     
大湊航空基地
      
青森(油川)飛行場跡地
      
旧青森空港跡地
     
青森空港
     
淋代海岸滑走路跡地
    
三沢空港
    
カワヨグリーン牧場滑走路
     
八戸駐屯地飛行場
      
八戸航空基地飛行場
    
三本木(三沢第二)飛行場跡地
  
茂浦水上機基地
  

■秋田県■ (残:1 後三年)    
能代(東雲)飛行場跡地
     
ハイランド滑空場跡地
    
大館能代(あきた北)空港
     
田代菜の花飛行場
   
大潟場外離着陸場跡地
      
旧秋田空港跡地
     
四ツ小屋滑空場
     
秋田空港
   
稲沢場外MLP専用飛行場
    
六郷(明田地)飛行場跡地
     
土浦海軍航空隊秋田基地跡地
  

■岩手県■ (COMPLETE)   
岩手県・騎兵連隊滑走路跡地
      
鶯宿滑空訓練所跡地
    
山田水上機基地跡地
     
花巻(いわて花巻)空港
    
岩手陸軍飛行場(後藤野飛行場)跡地
    
岩手県第二滑空訓練所跡地
     
金ヶ崎(高谷野原)飛行場跡地
    
小山(水澤)飛行場跡地
    

■山形県■ (COMPLETE)   
庄内空港(おいしい庄内空港)
  
真室川飛行場跡地
    
升形飛行場(滑空場)跡地
     
大蔵村南山の場外離着陸場
     
玉野原飛行場跡地
     
山形空港(おいしい山形空港)
    
日飛(漆山)飛行場跡地
   
むつみ飛行場    
八幡原飛行場跡地      

■宮城県■ (COMPLETE)   
瀬峰場外離着陸場(セミネ飛行場)
     
四壇原(高清水)飛行場跡地
   
王城寺原秘匿飛行場跡地   
航空自衛隊松島基地
     
利府森郷場外離着陸場
     
霞目飛行場
    
青野木場外離着陸場
     
仙台空港
     
角田滑空場
  
宮城野原陸軍練兵場跡地
  
追廻練兵場跡地
  

■福島県■ (COMPLETE) 
ふくしまスカイパーク
    
梁川場外離着陸場
      
阿武隈フライングクラブ飛行場
   
原町飛行場跡地
   
磐城飛行場跡地
   
馬場平飛行場跡地
   
第二郡山航空基地(金谷飛行場)跡地
   
矢吹飛行場跡地      
福島空港
   
棚倉(沢田、石川沢田)飛行場跡地
   
須賀川飛行場跡地
  
浅川航空基地跡地  
第三郡山航空基地(大槻飛行場)跡地  


 関 東 
■栃木県■
(残:1 黒磯滑空場跡地?)   
スカイフィールドナス)
     
那須野(黒磯・埼玉)飛行場跡地
     
金丸原陸軍飛行場跡地
     
湯津上(佐良土)飛行場跡地
     
御前原飛行場跡地
     
今市飛行場跡地
     
鬼怒川(氏家)滑空場
     
ツインリンクもてぎ南滑走路
     
宇都宮場外離着陸場
     
宇都宮陸軍(清原/鐺山)飛行場跡地
     
大野原飛行場跡地
      
宇都宮(宇都宮南)飛行場
     
壬生(上長田/国谷)飛行場跡地     
仁良川飛行場跡地
     
小山絹滑空場
     
藤岡(静和)飛行場跡地
     
スカイフィールドわたらせ離着陸場(藤岡場外離着陸場)
     

■茨城県■ (残:1 真壁)   
十王飛行場
      
河原子滑空場跡地  
水戸北飛行場跡地
     
水戸東飛行場跡地
     
水戸南(吉田)飛行場跡地
    
湊町海岸滑空場跡地  
大洗場外離着陸場
  
水戸フライングクラブ
       
百里飛行場(茨城空港)
     
鉾田(豊鹿島)飛行場跡地     
北浦海軍航空隊跡地     
神之池航空基地跡地     
内閣中央航空研究所鹿島実験場跡地     
軽野滑空場跡地
      
筑波航空基地(友部飛行場)跡地
     
大日本飛行協会中央滑空訓練所跡地
     
石岡航空基地(東の辻飛行場)跡地
     
千代田場外離着陸場
 
古河航空機乗員養成所(岡郷/小堤/関戸の飛行場)跡地    
下館ULP飛行場    
関城ULP飛行場
    
下館飛行場跡地
     
明野場外離着陸場
     
真壁(桜川、筑波)滑空場
     
海老ケ島秘匿飛行場跡地
     
西筑波飛行場跡地
     
大畑秘匿飛行場跡地
  
大曽根飛行場跡地
  
谷田部航空基地跡地
     
霞ヶ浦海軍航空隊跡地
     
土浦海軍航空隊跡地
     
舟島水上機離着水場跡地
     
阿見飛行場
     
ピッコロ水上飛行場(鹿島海軍航空隊跡地)
     
竜ヶ崎(貝原塚)飛行場跡地     
竜ヶ崎飛行場
    
大利根飛行場
      
守屋飛行場
   
守谷フライングオーナーズクラブ飛行場
   

■千葉県■ (残:3 大利根、五井、県営千葉県魚群探検飛行場跡地)   
下志津陸軍飛行学校銚子分教場跡地
    
香取航空基地(干潟の飛行場)跡地    
横芝飛行場跡地    
成田国際空港(成田空港)     
下志津陸軍飛行学校八街分教場跡地     
豊成(東金)飛行場跡地    
関宿滑空場
  
蕃昌飛行場跡地    
柏飛行場跡地
    
逓信省印旛地方航空機乗員養成所、印旛(草深)飛行場跡地
   
下総航空基地
    
松戸飛行場跡地    
習志野離着陸場
    
船橋飛行場跡地(初代)    
船橋飛行場跡地(二代目)
    
伊藤飛行機研究所滑走路(津田沼、伊藤飛行場)跡地    
下志津飛行場跡地
   
稲毛飛行場跡地
    
白戸飛行機教習所跡地   
浦安市の臨時滑走路
   
誉田飛行場(平川滑空場)跡地
    
真名(茂原)飛行場跡地   
茂原海軍航空基地跡地
    
太東航空基地跡地    
木更津飛行場
    
館山航空基地
    

■群馬県■ (残:1 伊勢崎のULP)   
板倉滑空場
     
大西(館林エアロ、旧陸軍館林)飛行場(運用当時)     
 館林(大西)飛行場跡地追加  
太田小泉飛行場跡地       
尾島飛行場跡地  
新田(生品)飛行場跡地        
桐生愛国飛行場跡地      
前橋(堤ヶ岡)飛行場跡地      
高崎飛行場跡地   
相馬原飛行場
     

■埼玉県■ (COMPLETE)   
羽生滑空場
    
読売加須滑空場(旧大利根滑空場)     
宝珠花滑空場     
妻沼グライダー滑空場
     
児玉飛行場跡地    
稜威ケ原飛行場跡地
     
小原(熊谷南)飛行場跡地
     
荒川河畔グライダー場跡地
   
関東松山飛行場跡地
    
東京フライングクラブ飛行場
    
ホンダエアポート
     
 桶川飛行場跡地  
坂戸飛行場跡地
    
高萩飛行場跡地    
大宮の中島飛行機飛行場跡地
    
越谷(論田、新和、荻島)飛行場跡地
      
所沢飛行場跡地     
入間基地    
狭山飛行場跡地
      
吹上飛行場
  
大里飛行場
  
浦和(埼玉第一)飛行場跡地
  
朝霞訓練場離着陸場跡地
  

■東京都■ (COMPLETE)   
千住草加間国道秘匿滑走路跡   
岸飛行場跡地      
板橋(前野)飛行場跡地
      
成増陸軍飛行場跡地
    
篠崎飛行場(江戸川飛行場)跡地     
洲崎(深川浦)飛行場跡地・江東区    
月島飛行場(晴海連絡用滑走路)跡地    
東雲飛行場跡地     
代々木練兵場跡地
     
東京国際空港(羽田空港)
   
 東京羽田飛行場(1931~1939)  
 東京飛行場(1940~1945)  
 ハネダエアベース(1945~1952)  
 東京国際空港(1952~)  
戸田橋滑空場跡地
  
読売飛行場跡地
    
調布飛行場
     
東京陸軍航空学校滑空場跡地   
横田(旧福生、多摩)飛行場     
国立飛行場跡地   
立川飛行場
    
昭和飛行場跡地
    
旧陸軍大島飛行場、北の山陸軍飛行場、旧大島空港跡地
   
大島空港
  
神津島空港
  
三宅島空港
   
八丈島海軍(三根)飛行場跡地
   
八丈島空港
  
新島空港
  
 陸軍新島飛行場跡地  
 新島村営場外離着陸場跡地  
洲崎飛行場(江東区豊洲)跡地
  
深川7号埋立地(洲崎飛行場・江東区辰巳)跡地
  
中島大井(大井)飛行場跡地
  
(洲崎飛行場跡地(父島))
   
(父島飛行場)
  
(千鳥(下の、第一)飛行場跡地)
   
(元山(第二)飛行場跡地)
 
(北(上の、第三)飛行場跡地)
  
(硫黄島飛行場)
  
(南鳥島飛行場)
   

■神奈川県■ (COMPLETE)   
伊勢佐木町(若葉)飛行場跡地      
間門飛行場跡地
      
第十一横浜水上基地(根岸飛行場)跡地     
横浜水上基地(富岡飛行場)跡地
      
横須賀第一(追浜)飛行場跡地
     
横須賀第二(長井)飛行場跡地
      
横須賀第三(黒崎、初声)飛行場跡地
      
キャスナー陸軍飛行場     
相模(中津)飛行場跡地
     
大山秘密航空基地(厚木第二飛行場)跡地      
厚木飛行場
      
厚木(銀紙)飛行場跡地  
藤沢飛行場跡地      
磯子飛行場跡地
  
三本葭飛行場跡地
  
玉井飛行場跡地
  
片岡飛行場跡地
  
宗里飛行場跡地
  


更新履歴
2017/09/28 福島県・第三郡山航空基地(大槻飛行場)跡地 追加
2017/09/27 福島県・浅川航空基地跡地 追加
2017/09/22 岡山県・勢力河原の陸軍飛行場跡地 追加
2017/09/22 熊本県・旧熊本空港跡地 更新
2017/09/21 岡山県・岡山市内の滑走路跡地 追加
2017/09/20 岡山県・京橋不時着場跡地 追加
2017/09/18 広島県・オノミチフローティングポート 追加
2017/09/18 宮崎県・唐瀬原飛行場跡地 更新
2017/09/17 福岡県・筑後飛行場跡地 更新
2017/09/17 大分県・豊後北飛行場跡地 更新
2017/09/16 大分県・豊後南飛行場跡地 更新
2017/09/16 福岡県・雁ノ巣飛行場跡地 更新
2017/09/14 山口県・宇部航空輸送研究所跡地 追加
2017/09/12 福岡県・直方飛行場(知古民間飛行場、直方滑空場)跡地 追加
2017/09/11 福岡県・大刀洗北飛行場 記事更新
2017/09/09 福岡県・大刀洗南飛行場 記事更新
2017/09/09 佐賀県・目達原飛行場 記事更新
2017/09/09 福岡県・春日原飛行場跡地 追加
2017/09/08 福岡県・百道水上機飛行場跡地 追加
2017/09/07 長崎県・筒城浜飛行場跡地 追加
2017/09/04 長崎県・富江水上機基地跡地 追加
2017/09/04 長崎県・富江航空基地(野々切飛行場)跡地 追加
2017/09/04 福岡県・福岡空港 記事更新
2017/09/02 福岡県・曽根飛行場 記事更新
2017/09/02 福岡県・芦屋飛行場 記事更新
2017/09/02 山口県・防府飛行場 記事更新
2017/09/01 山口県・小月飛行場 記事更新
2017/09/01 宮崎県・都城北飛行場跡地 記事更新
2017/08/31 宮崎県・都城西飛行場跡地 記事更新
2017/08/30 宮崎県・都城東飛行場跡地 記事更新
2017/08/27 宮崎県・木脇飛行場 記事更新
2017/08/27 宮崎県・新田原基地 記事更新
2017/08/26 鹿児島県・上別府飛行場跡地 記事更新
2017/08/25 大阪府・大阪国際空港 記事更新
2017/08/21 千葉県・木更津飛行場 記事更新
2017/08/21 千葉県・茂原海軍航空基地跡地 記事修正
2017/08/21 千葉県・太東航空基地跡地 記事修正
2017/08/21 茨城県・石岡航空基地(東の辻飛行場)跡地 記事修正
2017/08/21 茨城県・筑波航空基地(友部飛行場)跡地 記事修正
2017/08/21 宮城県・松島基地 記事修正
2017/08/20 福島県・第二郡山航空基地(金谷飛行場)跡地 記事修正
2017/08/03 東京都・父島洲崎飛行場跡地 記事修正
2017/08/03 兵庫県・神戸空港 記事修正
2017/08/03 広島県・広島空港 記事修正
2017/08/03 鹿児島県・鹿児島空港 記事修正
2017/08/02 熊本県・熊本空港 記事修正
2017/07/29 大分県・千町無田不時着場(飯田蓑原飛行場)跡地修正
2017/01/09 埼玉県・朝霞訓練場離着陸場跡地追加
2017/01/07 埼玉県・浦和(埼玉第一)飛行場跡地追加
2017/01/06 東京都・戸田橋滑空場跡地追加
2017/01/05 東京都・東京国際空港(1952~)追加
2017/01/04 東京都・ハネダエアベース(1945~1952)追加
2017/01/03 東京都・東京飛行場(1940~1945)追加


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第三郡山航空基地(大槻飛行場)跡地 [├国内の空港、飛行場]

   2017年8月 訪問  



無題7.png
1947年11月(USA R357 36) 
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)

福島県郡山市にある「郡山駐屯地」。

この駐屯地を串刺しするような形で、かつてここに「第三郡山航空基地」がありました。
(地名から「大槻飛行場」とも呼ばれていました。第一、第二航空基地は下の「ブログ内関連記事」にリンク張ってあります)

ここも長年明確な位置を特定することができなかったのですが、

防衛研究所収蔵資料「海軍航空基地現状表(内地の部)」(昭和二十年八月調)では、

当航空基地について、「2,000x200未完 掩体 工事中 其ノ他記事:未使用」とありました。

更に防衛研究所に「第1~3郡山海軍航空隊図面」という資料が収蔵されていました。

閲覧室にて拝見したその資料中には、当航空基地の大きめの手書きの図面、地図が含まれていました。

図面によれば第三郡山航空基地は、1,500mx200mの着陸帯の中に幅70mの滑走路として示されており、

さらに東側に延長して2,000mx200mの着陸帯、その中に幅70mの滑走路。として描かれていました。

滑走路を縁取るように着陸帯があるため、滑走路は着陸帯と比べて幅だけでなく長さもやや短く描かれているのですが、

具体的に何メートルになるのかについては示されていませんでした。

地図には地名、道路が細かく書き記され、そこに着陸帯、滑走路の線が引かれています。

残念ながら現在の地図で見ても滑走路跡っぽい地割は一切残っておらず、

1947年の航空写真を見ても、フェイクの地割がたくさんあって、(少なくともオイラには)判別がつきませんでした。

そこで手書きの地図に記されている道路と共に、地名を一つ一つグーグルマップ上で突き合わせ、

滑走路位置について(だいたいこの辺にこんな感じ)とおおよそのアタリがついたところで、

1947年の航空写真でその部分を改めて詳しく見たところ、

滑走路方向にうっすらと着陸帯っぽい地割が浮かび上がりました。

その通りに線を引いたのが上のグーグルマップです。

1947年の航空写真では着陸帯の両端の位置が読み取れず、

特に東側に延長した500m分の滑走路については、地割も残っていません。

それで、「資料通り500m延長したら、こんな感じ」ということで線を引きました。

また前述の通り、資料では着陸帯幅:200m、滑走路幅:70mとあるのですが、

航空写真の通りに作図したところ、幅は約110mとなり、資料にある200mとは大幅に異なっています。

もしかして作図の際、着陸帯の線を拾うべきところを、どっちか一辺は滑走路の線を拾っちゃったかも。

滑走路の位置はこれで合っているはずなので、この位置に無理やり幅200mで作図しようか(たまにやる)。

とも考えたのですが、航空写真にしっかり線が残っているので、残っている線を活かし、小細工はしないことに。

「おおよそこんな感じ」ということでご了承くださいませ。



DSC_0011.jpg
郡山駐屯地。

当時はこの方向に滑走路が伸びていたはずです(マップの赤マーカー)。


DSC_0018.jpg

県道55号線信号交差点にある「開拓之碑」(マップの青マーカー)。


DSC_0030.jpg


DSC_0031.jpg

裏面に碑文が刻まれていました。

「遺業開拓を賛う」と題する格調高い文面は、

「廃墟と化し秋草の茂る旧郡山第三海軍航空隊跡百余町歩の荒地に開拓の鍬を打ち下したのは」

という出だしで始まっています。



     福島県・第三郡山航空基地(大槻飛行場)跡地      


第三郡山航空基地(大槻飛行場) データ
設置管理者:海軍
空港種別:陸上飛行場
所在地:福島県郡山市大槻町
座 標:N37°23′47″E140°19′41
標 高:257m
着陸帯:1,500mx200m(そのうち滑走路幅は70m、2,000mに延長工事)
方 位:11/29
(座標、標高、方位はグーグルアースから)

沿革
1944年 11月 起工式
1945年 5月 1,500m部分完成。戦後は開拓地となる

関連サイト:
ブログ内関連記事      

この記事の資料:
防衛研究所収蔵資料「海軍航空基地現状表(内地の部)」(昭和二十年八月調)
防衛研究所収蔵資料「第1~3郡山海軍航空隊図面」

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浅川航空基地跡地 [├国内の空港、飛行場]

   2017年8月 訪問  



無題5.png
1947年10月(USA M607 19)   
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成・3枚とも)

福島県石川郡浅川町、東白川郡棚倉町にあった海軍の「浅川航空基地」跡地。

当飛行場跡地については、長いこと(本当にあったのかしらん?)というレベルで場所がまったく特定できなかったのですが、

2014年4月に佐藤正孝さんから貴重な情報を頂いたのでした。

頂いた情報によりますと、

地元郷土史科家の衣山氏による当飛行場の調査資料が棚倉町役場発行の「お知らせ版」2010年7/15号に掲載され、

直接衣山氏と共に現地を訪れ、場所を確認したとのことでした。

飛行場のあった場所は、「浅川町役場の西方で浅川町大字浅川字背戸谷地の西端と棚倉町一色に跨いだところ」

と教えて頂きました。

「浅川町大字浅川字背戸谷地の西端と棚倉町一色に跨いだところ」を1947年の航空写真で確認してみると、

確かにありました!

南北方向に滑走路跡がクッキリと写っており、グーグルマップにその通り線を引いて場所を確定したのでした。

佐藤さんどうもありがとうございましたm(_ _)m

めでたしめでたし。


…と思っていたのですが、その後2016年2月に防衛研究所にお邪魔して入手した資料に

「海軍航空基地現状表(内地の部)」(昭和二十年八月調)があり、

その中に当浅川飛行場も出ていました。

以下引用させて頂きます。

位置:福島県西白河郡浅川町
基地名:浅川
最寄り駅よりの方位 距離粁:水郡線磐城浅川駅駅前
飛行場 長x幅 米:800x70E-W 600x60N-S
収容施設:150名
工場倉庫:施設あるも数量不明
主要機隊数:小型
主任務:退避場
隧道並に地下施設:工事中
其の他記事:未使用

当飛行場の用途は「退避」だったんですね。

終戦の年の8月調べの時点で、「諸施設等工事中」とあります。

そして非常に気になる項目が「飛行場」で、そこには「600x60N-S」とあり、

確かに航空写真に写っている跡はピッタリその通りの寸法だったのですが、

続けて「800x70E-W」とも記されています。

オイラは、浅川飛行場はてっきり南北滑走路1本だと思い込んでいたのですが、

東西方向のもう少し大きい滑走路もあり、全部で2本だったのです。

改めて浅川飛行場についてネットで検索してみたのですが、

当飛行場について扱っているサイトが非常に少ないうえに、

辛うじて出ていても、南北滑走路についてしか触れられていません。

…これは自力でナントカするしか。

そう思って改めて1947年の航空写真を眺めたのでした。


南北.png
南北滑走路のアップ。

この滑走路からそれ程離れていない位置にもう一つ東西方向の滑走路があったはずなのですが、

改めて南北滑走路跡を見てみると、

地元の方が滑走路を横断するために設けたのではないかと思われる線が幾つもあります(白矢印の箇所)。

終戦間もない頃の滑走路跡には時折見られるものなのですが、

似たようなものがすぐ下側にも東西方向に幾つもあることに気が付きました。


東西.png
コレです。

ここが資料に出てくる東西方向の滑走路跡と仮定して作図してみたところ、800mx70mでサイズもピッタリ。

周辺は濃い植生、建物、畑地が広がっており、滑走路跡地の候補地は限られています。

というか、オイラにはここ以外に東西方向800mx70mの適地は見当たりません。

それでここが浅川飛行場のもう1本の滑走路跡なのだと思います。

そして2018年8月にやっとのことで現地にお邪魔して撮影してきたのでした。


DSC_0004.jpg
南北滑走路跡

ここから奥に向かって真っすぐ滑走路だったはずです。

佐藤さんから頂いたコメントにあった通り、画面右端の道路をはじめとして、滑走路の地割が結構残っています。

真正面に林が前方を塞ぐように見えていますが、1947年の航空写真ではあの部分も滑走路跡で更地でしたので、

アレは戦後のものです。


DSC_0008.jpg

東西滑走路跡。

もう少し背後から画面奥に向かって滑走路が伸びていたはずです。

こちらは1947年の写真でも滑走路の地割がハッキリせず、横断路痕のみでしたので、

現在も滑走路跡を思わせる地割は見当たりませんでした。

ということで、佐藤さんから情報頂いてから3年半も経過してしまったのですが、やっとのことでアップの運びとなったのでした。

改めて佐藤さん、そしてオイラは直接お目にかかっていないのですが、

地元郷土史科家の衣山さん、ありがとうございましたm(_ _)m




     福島県・浅川航空基地跡地      


浅川航空基地 データ
設置管理者:海軍
空港種別:軍用飛行場
所在地:福島県石川郡浅川町背戸谷地、福島県東白川郡棚倉町一色
座 標:N37°04′41″E140°24′15″
標 高:311m
滑走路:800mx70m(10/28)、600mx60m(01/19)
(座標、標高、方位はグーグルアースから)

沿革
1945年8月 隧道等工事中。未使用

関連サイト:
ブログ内関連記事       

この記事の資料:
棚倉町役場発行の「お知らせ版」2010年7/15号
防衛研究所収蔵資料「海軍航空基地現状表(内地の部)」(昭和二十年八月調)

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勢力河原の陸軍飛行場跡地 [├国内の空港、飛行場]

  2017年5月 訪問 




無題2.png
1948年3月(USA R32-1 74)  
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)

岡山県赤磐市勢力。

吉井川の河原に陸軍飛行場が建設されました。

現在のところ正式名称が不明のため、「勢力河原の陸軍飛行場」というのは便宜的なものです。

ご了承くださいませ。

熊山町史 通史編(下巻)の中で、

勢力河原にグライダー滑空場設置の計画があったこと、

その場所に今度は陸軍戦闘機の本土決戦用特攻準備基地が建設されたこと、

吉井川の岸辺に沿うて幅約一〇〇メートル、長さ約一〇〇〇メートルであったこと、

地元の方も大勢作業に従事し、米軍に察知されないようにしながらの作業は大変な苦労であったこと、

等記されています。

8月上旬飛行場はほぼ完成し、状況観察のため陸軍小型戦闘機が飛来して着陸し、

飛行士(少佐)が降りて周囲の地形・山形をながめ、滑走路・掩体壕を確認して飛び去りました。

「ここの飛行場は安全で有効」というのがそのときの判定だったのだそうです。

結局それからすぐ終戦を迎えた訳ですが、

終戦直後、1機の零戦が着陸し、パイロットは持って来たガソリンで機体を焼却し、

熊山駅から汽車で立ち去るという一幕があったのだそうです。

以上、情報は再生おじさんから頂きました。

再生おじさんありがとうございましたm(_ _)m

上のマップは町史にある情報を元に作図しました。

おおよそこんな感じだったのではないかと。


DSC_0064.jpg



     岡山県・勢力河原の陸軍飛行場跡地      


勢力河原の陸軍飛行場 データ
設置管理者:陸軍
空港種別:秘匿飛行場
所在地:岡山県赤磐市勢力
座 標:N34°46′05″E134°05′40″
標 高:15m
滑走路:1,000mx100m?
方 位:03/21?
(座標、標高、方位はグーグルアースから)

沿革
1945年5月 松山の航空整備隊分遣隊を熊山村に置く
     8月上旬 飛行場ほぼ完成

関連サイト:
ブログ内関連記事       

この記事の資料:
熊山町史 通史編(下巻)

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岡山市内の滑走路跡地 [├国内の空港、飛行場]

  2017年5月 訪問 




無題6.png
1947年10月(USA R517-3 142) 
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)

岡山県岡山市内を走る国道250号線。

戦争末期の時期、ここが滑走路として設定されていました。

前記事「京橋不時着場」の南西300m足らずの所にあります。

正式名称不明のため、便宜的に「岡山市内の滑走路」としました。

ご了承くださいませ。

これまた前記事と全く同じ資料なんですが、岡山県史近代Ⅲ677pの中で、

「軍部は焦土となった岡山市の道路を利用して本土決戦のため軍用機の発着場を計画した。瓦町から大雲寺町に至る道路の北側を拡張して滑走路とし、別に京橋を戦闘機の不時着陸場にする計画である。七月一日から岡山県戦時緊急建設団の仕事として突貫作業が行われた。このとき、京橋の南側の石の欄干は柱頭をもがれてしまった。」

とあります。

この情報も盡忠報國さんから頂きました。

盡忠報國さんありがとうございましたm(_ _)m

瓦町から大雲寺町に至る道路」

とあるのですが、どちらも現在の町名としては残っていません。

瓦町は、中央町(昭和39年)、南中央町(昭和44年)に編入され、

大雲寺町の方は、昭和39,44,45年に中央町、南中央町、表町三丁目、東中央町に分割編入されました。

ということで、明確な滑走路の範囲は不明なのですが、

それぞれの住所から当時の航空写真と比較すると、「瓦町から大雲寺町に至る道路」とは、

上のグーグルマップ、航空写真に示した部分ではないかと思います。

「道路の北側を拡張して滑走路とし」とありますが、

航空写真で見ると、滑走路と思われる東端の部分、ここから東側の道幅が狭くなっているので、ここまでが

拡幅した部分と思います。

この部分、記述通り確かに道路の北側を拡張しているように見えます。

滑走路の西端については、実は上に示したのよりずっと先の方まで幅広の真っ直ぐな道が続いており、

囲った部分よりも先に伸びていた可能性がありますが、

町名から推測される範囲内でも690mあります。

以上、末期の時期に本土決戦に備え、急遽建設された岡山市内の2つの飛行場なのですが、

県史の中では、

瓦町から大雲寺町に至る道路→滑走路
京橋→不時着陸場

となっていて表現には微妙に差があり、本土決戦時にはこちらがメインで、

京橋はサブということなのだろうか。と思いました。

(個人の感想です)


DSC_0058.jpg



     岡山県・岡山市内の滑走路跡地      


岡山市内の滑走路 データ
空港種別:軍用滑走路
所在地:岡山県岡山市中央町、南中央町、東中央町、表町
座 標:N34°39′22″E133°55′35″
標 高:4m
滑走路:690m?
方 位:09/27
(座標、標高、滑走路長さ、方位はグーグルアースから)

沿革
1945年7月1日 着工

関連サイト:
ブログ内関連記事       

この記事の資料:
岡山県史近代Ⅲ(平成元年6月16日発行)

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